kotoba

書いて伝えたいことが

なぜあんなにあったのだろう

足りなかったのか

ありすぎたのか

レンズの静かにフォーカスして

刹那をつかみとっては

指からこぼれていった

書いては生き

読んでは死んだ

 

あれから眠り

ここにいる

アンテナをたてた

送ったり受けたり

これはおもしろいね

なにもしてません

ただ眺めている

景色が引きつけ

風が押しやる

潮にたゆたう

脱力と全力はおなじなのだ
ゼロとは無限であった