浴びてもよい?

約束を交わしたひとに

すべてを賭けて生きていた
ふたりは一つの人生だった
とても幸せだった
そして不自由だった
わたしだけの夢は封印していたから
 
その方法しか知らなかった
ほかの形があるなんて思いもしない
夢をあきらめなくていいなんて
そんなことが許されるなんて
 
背中を押してくれて
進む方向をささやいてくれて
見守ってくれる
まさかそんな人までいたなんて
甘えていいのかな
戸惑いながらもあたたかい
今までそれをしてあげることしか
知らなかった
自分がしてもらえるなんて
 
感謝はするものじゃなくて
こうしてあふれて流れでてゆく