神様の気持ち

ないモノをなんとか

自らのチカラで健気にも絞り出し
グラつきながらでも
自分で立とうとしている人には
手を差し伸べたくなる
 
本当は自力で立てるくせに
震える足や重い荷物を見せつけて
甘えてくる人には
一人でがんばれよって
突き放したくなる
 
神様もそうなのかもしれないな
幸せを掴みに行く人には
掴ませてやるだろう
あるモノをないと言う人は
スルーするだろう
 
諦めないで手を伸ばそう
指先が一ミリでも遠くに届くように
やっとの思いで触れられるものが
きっとそこにある